40代からのエイジングケア|肌悩み別に見直す基本習慣と始め方

40代からのエイジングケア|肌悩み別に見直す基本習慣と始め方

こんにちは。リバースエイジング美容家マガジンです。

「えっ、こんなところにシミあったっけ?」「ファンデーションを塗ると、かえって毛穴が目立つし、なんだか顔も疲れて見える……。前はこんなじゃなかったのに」

そんなふうに、ある日ふと鏡を見て、肌の変化にドキッとしたことはありませんか? しかも40代になると、シミだけじゃない、毛穴も気になる、最近はハリまでなくなってきた気がする……と、気になるところが次々に出てきたりするんですよね。

「美容液を変えた方がいいのかな? でも、いったい何から始めればいいの?」

その気持ち、よくわかります! 私はこれまで13年以上、エステティシャンとして女性の美しさと向き合ってきました。痩身サロンや小顔サロンでの勤務を経て、銀座でサロンを経営する中でも、たくさんの女性の美容に対する想いや悩みに触れてきました。

そこで私が大切にしているのは、その方にとって本当に必要なケアを考えること。40代になったからといって、高価な美容液やエイジングケア化粧品を次々と買い足せばいい、というものではないんです。

40代からのエイジングケアで大切なのは、今の自分の肌を知って、お手入れの優先順位を変えること!

乾燥が気になる方と、シミが気になる方では、最初に見直したいことが違います。毛穴やたるみが気になるからといって、みんなが同じ美容液を使えばいいわけでもありません。

今回は、40代からのエイジングケアでまず取り入れたい基本習慣と、肌悩み別のお手入れの選び方をお伝えします。今のあなたに何が必要なのか、一緒に見つけていきましょう!

この記事でわかること
・40代のエイジングケアで優先したい3つの基本
・乾燥・シミ・毛穴・たるみなど肌悩み別の対策
・40代の肌に合う化粧品や美容成分の選び方
・朝と夜に取り入れたい無理のないスキンケア習慣

目次

40代のエイジングケアは何から始める?

40代からのエイジングケアというと、シワやシミに効きそうな美容液を探したり、今までより高価な化粧品に変えたりすることを考える方も多いと思います。

もちろん、自分の肌悩みに合った化粧品を選ぶことは大切です。でも、その前に確認してほしいことがあります。それが、毎日の洗顔・保湿・紫外線対策です。

どんなに話題の美容成分を使っていても、普段のお手入れで肌に負担をかけていたら、もったいないと思いませんか? まずは基本のお手入れから見直していきましょう。

優先したいのは保湿・紫外線対策・洗顔

40代のスキンケアでは、まず次の3つを意識してみてください。

  • 保湿:肌の乾燥を防ぎ、うるおいを保つ
  • 紫外線対策:長年の紫外線による肌への影響を減らす
  • やさしい洗顔:必要な汚れを落としながら摩擦を抑える

例えば、肌が乾燥してつっぱっているのに、毛穴が気になるからと洗顔を何度も繰り返していたらどうでしょう。きれいになりたくて頑張っているのに、かえって肌に負担をかけてしまうこともあるんです。

そして、シミやハリ不足が気になる方に、ぜひ意識してほしいのが紫外線対策。日本皮膚科学会でも、長年の紫外線によって起こる「光老化」は、自然な加齢による肌の変化とは異なるものだと説明しています。シミやシワなどの変化には、紫外線の蓄積が関係しているんですね。

(出典:日本皮膚科学会「光老化は普通の老化とどう違うのですか?」)

洗面台に並ぶスキンケア用品とタオル。40代からのエイジングケアは毎日の基本習慣の見直しから
40代からのエイジングケアは、毎日の洗顔・保湿・紫外線対策を見直すことから始まります。

だから、40代になったら何か特別なものを使わなくちゃ! と焦る必要はありません。まずは洗顔・保湿・紫外線対策。この3つが今の肌に合っているか、確認するところから始めてみてください。

化粧品を増やす前に確認したいこと

「今の化粧品じゃ足りない気がするから、何か美容液を足そうかな」

そう思ったら、ちょっとだけ待ってください。新しい化粧品を買う前に、今の肌をよく観察してみましょう。

朝はしっとりしているのに、夕方になると口元がカサカサする。洗顔直後はつっぱるのに、お昼頃には鼻だけテカっている。そんなことはありませんか? 実は、こうした小さな変化が、化粧品選びの大切なヒントになるんです。

乾燥しているなら保湿方法を見直す。洗顔後に赤みが出るなら、洗顔料やクレンジングが合っているか確認する。もし刺激を感じる化粧品があるなら、使い続けずに一度見直してみることも必要です。

私はエステティシャンとして働く中で、売り上げのためにお客様へ商品をすすめることに違和感を抱いた時期がありました。もっと純粋に、お客様にとって一番よいものを届けたい。その想いが、自分のサロンをつくるきっかけの一つにもなっています。

だから今も、「高い化粧品を使っているから安心」ではなく、「その人に合っているのか」を大切にしたいなと思っています。

美容は、何でも足せばいいというものではありません。今使っている化粧品、本当にあなたの肌に必要ですか? まずはそこから考えてみてくださいね。必要なものがわかれば、化粧品選びもずっと楽になりますよ!

45歳前後は肌以外の変化にも目を向ける

40代、特に45歳前後になると、肌だけでなく体にも変化を感じ始める方がいます。「前と同じ生活をしているのに、なんだか疲れやすい」「最近、ぐっすり眠れない」なんて声も、この年代では珍しくありません。

女性の場合、更年期に向かうホルモンの変動が重なる時期でもあります。肌の乾燥や睡眠の問題などが現れることもあるため、肌の調子だけでなく、体全体の変化にも目を向けてほしいんです。

ただし、40代の肌悩みがすべて更年期によるものとは限りません。紫外線、生活環境、洗いすぎ、もともとの肌質など、いろいろな要素が関係します。

最近になって急に肌が乾燥するようになった。疲れやすさや眠りの変化も気になる。そんなときは、化粧品を変えることだけに一生懸命にならず、体調も振り返ってみましょう。不調が続いたり、生活に影響が出たりする場合は、婦人科や皮膚科などに相談することも大切ですよ。

40代の肌悩み別エイジングケア

では、ここからは40代女性に多い肌悩み別に、何を優先して見直せばいいのかをお話しします。

「私、全部気になるんですけど!」という方もいるかもしれませんね。でも、全部のお手入れを一度に始める必要はありません。まずは、今一番気になっているところから考えてみましょう。

気になる肌悩み最初に見直したいこと次に検討するケア
乾燥・小じわ保湿と洗顔方法保湿成分や使用するクリーム
シミ・色ムラ毎日の紫外線対策目的に合った美白有効成分配合の医薬部外品
毛穴の目立ち洗いすぎと乾燥の確認毛穴の状態に合う保湿・皮脂ケア
ハリ不足・たるみ保湿と紫外線対策肌悩みに応じた化粧品や専門家への相談
くすんで見える肌乾燥・紫外線・洗顔方法の確認原因に合わせたケア

もちろん、これは一般的な目安です。同じ40代でも、肌質や生活環境によって必要なお手入れは違います。ご自身の肌の状態と照らし合わせながら読んでみてくださいね。

乾燥や小じわが気になる場合

「朝はちゃんと保湿したのに、夕方になると口元がカサカサ」「笑ったときの目元の小じわが、最近気になるようになってきた」

こんな変化を感じている方は、まず保湿を見直してみましょう。肌が乾燥するとキメが乱れて見えたり、乾燥による小じわが目立ちやすくなったりします。

ここで、すぐに新しい美容液を買う必要はありません。今使っている化粧水や乳液、クリームが肌に合っているか、まず確認してみてください。

例えば、化粧水を使ったあとに乳液やクリームで保湿する。口元など乾燥が気になる部分には、必要に応じてクリームを丁寧になじませる。こうした基本のお手入れから見直していきましょう。

セラミドやグリセリンなど、保湿に使われる成分もありますが、同じ成分が入っていても製品によって使用感は異なります。肌との相性を確認しながら選んでください。

なお、保湿によって乾燥による小じわが目立ちにくくなることと、深いシワが改善することは別のお話です。化粧品でできることを正しく知っておくことも大切ですね。

乾燥が気になるなら、まずは保湿。そして、そもそも洗いすぎていないかも確認する。ここから始めてみてください!

女性が頬に保湿クリームを塗る様子。40代の乾燥肌とエイジングケアの基本となる保湿方法
乾燥が気になる40代の肌は、現在の肌状態に合った保湿方法を選ぶことが大切です。

シミや色ムラが気になる場合

「このシミ、いつからあったんだろう?」「コンシーラーで隠しているけど、なんだか前より目立つ気がする」

40代になると、そんな肌の色の変化が気になり始めることもあります。そうなると、美白美容液を探したくなりますよね。

でも、シミが気になっている方に私がまず確認してほしいのは、毎日の紫外線対策です。せっかく美容液を使っていても、日焼け止めを塗り忘れる日が多かったら、もったいないと思いませんか?

日焼け止めは、外出時間や活動内容に合わせてSPF・PAを選び、製品に記載された適切な量を使いましょう。汗をかいたり、タオルで拭いたりした場合は、必要に応じて塗り直してください。帽子や日傘、日陰を利用することもおすすめです。

そして紫外線対策は、夏だけのものではありません。秋や冬も紫外線は届きますから、季節を問わず意識しておきたいですね。

そのうえで、美白有効成分を配合した医薬部外品を検討する方法もあります。例えば、トラネキサム酸やビタミンC誘導体、ナイアシンアミドなどは、製品によって美白有効成分として使用されています。

ただし、ここでいう「美白」は、承認された製品で一般にメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐという意味です。今あるシミが必ず消えるということではありません。

また、シミにはさまざまな種類があります。肝斑など、見た目だけでは判断しにくいものもありますから、気になる色素斑は皮膚科で相談してみてください。

毛穴が目立ってきた場合

毛穴の悩みも、40代になると少し変わってくることがあります。

若い頃は鼻の黒ずみや皮脂が気になっていたのに、最近は頬の毛穴が縦長に見える。「あれ? 毛穴ってこんな形だったっけ?」と感じる方もいるのではないでしょうか。

毛穴が目立つと、つい汚れが詰まっていると思って、何度も洗顔したり、毛穴パックを使ったりしたくなりますよね。その気持ちはわかるのですが、40代の毛穴の目立ちは、汚れだけが原因とは限らないんです。

肌のハリの変化や乾燥、皮脂の状態なども、毛穴の見え方に関係しています。

特に頬の毛穴が縦長に見える場合は、毛穴の汚れを落とすことだけに集中せず、保湿や紫外線対策も見直してみてください。一方、鼻の黒ずみや角栓が気になる場合には、皮脂や角質の状態に合ったお手入れが必要になることもあります。

毛穴の形だけで原因を決めることはできませんが、今までと同じ毛穴ケアを続ける前に、まず肌全体の状態を確認してみましょう。

10代や20代の頃と同じお手入れをしているのに、なんだか毛穴が目立つ。それなら、今の肌に合う方法へ変えていくタイミングかもしれませんよ。

40代の頬の毛穴が縦長に見える変化について紹介するイメージ。年齢による毛穴の目立ちと肌のハリ不足
40代からは、毛穴の汚れだけでなく、乾燥や肌のハリの変化にも目を向けましょう。

ハリ不足やたるみが気になる場合

「最近、フェイスラインがぼんやりしてきた気がする」「昔の写真と見比べると、頬の位置が違うような……」

こうした変化に気づくと、何とかしたくなりますよね。引き上げるマッサージを試したり、ハリにいいという美容液を探したりする方もいると思います。

ただ、肌のたるみには皮膚のハリや弾力の変化だけでなく、皮下脂肪や骨格なども関係しています。一般的な化粧品の保湿だけで、顔全体のたるみを元に戻すことはできません。

では、何もできないのかというと、そんなことはありません! まずは、肌のうるおいを保つことと紫外線対策を続けていきましょう。乾燥によって肌のキメが乱れている場合は、保湿によって肌表面の印象が変わることもあります。

必要に応じて美容液や医薬部外品を選ぶ方法もありますが、シワ改善の効能を持つ製品でも、すべてのシワやたるみに対応できるわけではありません。

また、早く何とかしたいからといって、顔を強く引っ張るようなマッサージをするのは注意が必要です。摩擦や刺激につながることもありますから、力を入れればいいというものではないんですね。

たるみが大きな悩みになっている場合は、美容皮膚科などで相談し、期待できる効果やリスクを確認するという選択肢もあります。自分が何を望んでいるのかを大切にして、納得できる方法を選びましょう。

くすんで見える場合

「今日はなんだか顔色が冴えないな」「ファンデーションを塗っても、以前みたいにきれいに仕上がらない」

そんな日は、メイクをするのもちょっと楽しくなくなってしまいますよね。

でも、肌がくすんで見えるからといって、原因が一つとは限りません。乾燥によってキメが乱れると、光の反射が変わって肌のツヤを感じにくくなることがありますし、色素沈着や血色などが関係する場合もあります。

だから、まずは肌の状態を確認してみましょう。乾燥しているなら保湿を見直す。洗顔でゴシゴシこすっていないか、角質ケアを繰り返していないかも振り返ってみてください。

「くすみが気になるから、とにかく角質を落とさなくちゃ!」と思う必要はありません。肌に刺激を与えすぎないことも大切です。

ただし、急な顔色の変化や体調不良がある場合は、美容の問題だけとは限りません。気になる症状が続くときは、医療機関で相談してくださいね。

40代の化粧品は何を基準に選ぶ?

自分の肌悩みが見えてきたら、次は化粧品選びです。

40代向けの化粧品って、本当にたくさんありますよね。化粧水に美容液、クリーム、美容オイル……。魅力的なものばかりで、見ていると全部使いたくなるかもしれません。

でも、すべてをそろえる必要はありません。自分の肌に何が必要なのかを考えながら、選んでいきましょう。

保湿成分は肌との相性で選ぶ

40代の化粧品選びで、まず確認したいのは保湿です。

グリセリンやヒアルロン酸、セラミドなど、保湿に使われる成分はいろいろあります。最近は美容成分について詳しく調べてから化粧品を購入する方も多いと思います。

ただ、同じ成分が入っていても、製品全体の処方によって使い心地は違うんです。肌になじみやすいか、べたつきが気にならないか、使ったあとに乾燥しにくいか。こうしたことも、ぜひ確認してください。

例えば、皮脂が気になるからといって、保湿をすべて省く必要はありません。反対に、乾燥肌だからといって、必ずしも濃厚なクリームをたっぷり使わなくてはいけないわけでもないんですね。

季節によって肌の状態が変わる方もいるでしょう。夏は使いやすかった化粧品が、冬になると物足りなく感じることもあります。

大切なのは、今の肌に合っていて、毎日気持ちよく使い続けられること。成分名だけにこだわらず、肌との相性も見てあげてくださいね。

美容成分は目的を決めて選ぶ

ナイアシンアミド、レチノール、ビタミンC誘導体……。40代向けのエイジングケア化粧品を探していると、いろいろな成分名を見かけますよね。

「この成分がいいらしい!」と聞くと、試してみたくなる気持ちもわかります。でも、成分名だけで化粧品を選ぶのはおすすめしません。

例えば、ナイアシンアミドには、承認された製品でシワ改善や美白の有効成分として使われるものがあります。一方、通常の化粧品では配合目的や認められる効能が異なる場合があります。

レチノールも研究されている成分ですが、濃度や処方によって刺激の出やすさが違います。赤みや皮むけが起こる場合もあるため、製品ごとの使用方法を確認することが必要です。また、ビタミンC誘導体にも種類があり、配合目的や特徴は製品によって異なります。

ここで大切なのは、「今の肌で、一番何を気にしているのか?」を決めること。

乾燥が気になるのか、シミを予防したいのか、それともシワが気になるのか。目的が違えば、選びたい製品も変わります。

流行しているから使うのではなく、自分の肌に必要だから選ぶ。ぜひ、そんな化粧品選びをしてほしいと思います。

クリームやオイル、ジェルなどの異なる質感を示すスキンケア用品。40代のエイジングケア化粧品選び
成分名や価格だけでなく、肌悩みや使用感に合わせて化粧品を選びましょう。

化粧品の値段だけで判断しない

高価な化粧品を見ると、「これだけのお値段なんだから、きっといいものなんだろうな」と思ってしまうこと、ありませんか?

もちろん、研究開発や使い心地にこだわってつくられた製品もあります。でも、値段が高いからといって、すべての人の肌に合うわけではありません。

40代になると、美容や健康のために使いたいお金もいろいろありますよね。それなら、無理をして一度に高価な美容液をそろえるより、まずは毎日使う保湿化粧品や日焼け止めを、自分に合うものにする方が現実的ではないでしょうか。

そもそも、化粧品広告で使われる「エイジングケア」は、基本的に年齢に応じたお手入れを意味する言葉です。化粧品で老化そのものを逆転させる、という意味ではありません。

日本化粧品工業会のガイドラインでも、化粧品によるお手入れと若返りを意味する表現は区別されています。

(出典:日本化粧品工業会「化粧品等の適正広告ガイドライン」)

だからこそ、商品を選ぶときは、期待できることと、化粧品ではできないことの両方を知っておきたいですね。購入前には商品の説明や使用上の注意を確認し、刺激を感じた場合は使用を中止してください。

40代から続けたい朝と夜の基本習慣

ここまで読んで、「何を使うかはわかってきたけど、毎日続けられるかな?」と思った方もいるかもしれません。

仕事に家事に、自分の時間も大切にしたい40代。スキンケアだけに何十分もかけられない日だってありますよね。

だから私は、無理なく続けられることも大切だと思っています。朝と夜、それぞれの基本を押さえておきましょう。

朝は保湿と紫外線対策を中心に

朝のお手入れは、まず肌の状態に合わせた洗顔から始めます。皮脂や汚れが気になる場合は、肌に合う洗顔料を使いましょう。乾燥が気になる方は、洗いすぎになっていないかも確認してみてください。

洗顔後は保湿を行い、外出前には日焼け止めを適切に使います。日焼け止めの上からメイクをする場合は、製品の使い方に従ってください。

朝から何種類もの美容液を重ねるより、まずは保湿と紫外線対策をきちんと続けること。特にシミや色ムラ、ハリ不足が気になる方は、日焼け止めの塗り忘れにも気をつけたいですね。

日々のお手入れは、特別な日にだけ頑張るものではありません。毎日の生活に取り入れられる方法を見つけていきましょう。

夜はメイクを落とし肌を保湿する

夜は、その日のメイクや日焼け止め、汚れを適切に落とすことから始めます。

一日頑張って帰宅すると、早くお風呂を済ませて寝たい! という日もありますよね。でも、そんなときこそ、クレンジングでゴシゴシこすらないように気をつけてください。

クレンジングはメイクの種類や製品に合わせて選び、強くこすらずになじませましょう。必要以上に長い時間マッサージしたり、何度も洗顔を繰り返したりする必要はありません。

洗顔後は、肌の状態に合わせて化粧水や乳液、クリームなどで保湿します。美容液を使う場合は、製品に記載された順番や使用量を守ってください。

また、新しい美容液をいくつも同時に使い始めると、もし刺激が出たときに、どの製品が合わなかったのかわかりにくくなります。まずは一つずつ取り入れて、肌の様子を確認していきましょう。

肌のためにも生活習慣を見直す

40代からの美容を考えるとき、私がぜひお伝えしたいのが、肌だけを見ないでほしいということです。

実際、私のサロンには40代のお客様から「最近、身体全体にお肉がついてしまった」というご相談をいただくこともあります。これはお肌ではなく体型についてのお悩みでしたが、年齢を重ねる中で、以前との違いを感じるのは肌だけではないんですよね。

私自身、若い頃は体型に悩んでいました。好きな洋服を着たいのに、まずサイズを確認してから選ぶ。流行のダイエットを試しても続かず、少し痩せてもリバウンド。そんな経験をしてきたからこそ、美容を楽しみたいのに自信を持てない女性の気持ちがよくわかるんです。

その後、美容を学びながら健康的な体づくりに向き合うようになりました。そして、食事や生活習慣を見直しはじめたとき、周りの方から「肌ツヤがいい」と褒められるようになったんです。

当時の私は、酵素玄米を食べたり、プロテインを取り入れたり、半身浴をしたりしていました。もちろん、それらのどれか一つが肌ツヤの変化をもたらしたと断定できるわけではありません。でも、自分の体や毎日の生活に目を向けることは、美容を考えるうえでも大切にしてきたことです。

睡眠が足りない日が続いていないか。食事を簡単に済ませることが増えていないか。座りっぱなしの時間が長くなっていないか。そんなことも、ときどき振り返ってみてください。

食事・睡眠・運動は、肌だけでなく心身の健康を保つために大切です。ただし、特定の食品や運動だけで肌年齢が若返ると証明されているわけではありませんし、美容のために極端な食事制限や無理な運動をする必要もありません。

きれいでいたいからこそ、健康であることも大切にする。私は、そんな美容を楽しんでほしいと思っています。

内側からの美容について詳しく知りたい方は、インナービューティーとは?内側から輝く美しさの秘訣も参考にしてください。

40代のエイジングケアで避けたいこと

「美容は頑張っているつもりなのに、なかなか満足できない……」

そんなとき、もっと何かをしなくちゃ! と考える方もいると思います。でも、一生懸命お手入れをしているからこそ、見直してほしいこともあるんです。

洗いすぎや摩擦を繰り返さない

毛穴の汚れを落としたくて、何度も洗顔したり、スクラブで強くこすったりしていませんか?

汚れを適切に落とすことは必要です。でも、洗いすぎや摩擦は肌の乾燥や刺激につながる場合があります。

また、肌に赤みやかゆみが出ているときに、「もっといい美容成分を使えば何とかなるかも」と新しい化粧品を次々試すこともおすすめできません。

そんなときは、まず使用している製品を確認し、必要に応じて使用を中止してください。症状が続く場合は、皮膚科で相談しましょう。

美しくなりたいと思って頑張っているのに、そのお手入れが肌への負担になっていたら残念ですよね。頑張ることと、肌に合ったことをするのは別。ここはぜひ意識してほしいと思います。

すべてを年齢のせいにしない

「もう40代だし、仕方ないよね」「今さらお手入れを変えても遅いかな」

ちょっと待ってください! 私は、年齢を理由に美しさを楽しむ気持ちまで諦めてほしくないんです。

もちろん、年齢とともに肌は変化します。でも、乾燥や肌荒れ、シミなどの変化には、加齢以外の原因が関係している場合もあります。

例えば、洗顔方法や紫外線、化粧品との相性、生活環境など。見直せることがあるのに、全部「年齢のせい」にしてしまうのは、もったいないと思いませんか?

ただし、急に肌の状態が変わったり、強いかゆみや炎症が出たりした場合には、皮膚疾患などが隠れている可能性もあります。そんなときは自己判断せず、皮膚科で相談してください。

年齢だけで判断せず、今の自分の肌をきちんと見てあげること。40代からのエイジングケアでは、そこを大切にしていきましょう。

40代のエイジングケアによくある質問

ここまでお話ししてきましたが、エイジングケアを始めようと思うと、まだまだ疑問も出てくると思います。40代女性が迷いやすいことについて、お答えしますね。

40代のエイジングケアに関するよくある質問(FAQ)

40代のエイジングケアは何から始めればいいですか?

まずは保湿・紫外線対策・やさしい洗顔を見直してみましょう! 最初から美容液を何種類もそろえる必要はありません。そのうえで、乾燥やシミ、毛穴など、今一番気になっている肌悩みに合わせて必要なケアを選んでください。

45歳からエイジングケアを始めても遅くありませんか?

もちろん、遅くありません! エイジングケアに決められた開始年齢はないんです。大切なのは、今の肌に合ったお手入れをすること。45歳前後は体調の変化も重なりやすい時期なので、肌だけでなく睡眠や健康状態にも目を向けてみてくださいね。

40代は高価な美容液を使った方がいいですか?

高価だからという理由だけで選ぶ必要はありません。まずは今の肌悩みに合っているか、刺激がないか、無理なく続けられるかを確認しましょう。基本のお手入れを見直してから、必要に応じて美容液を選んでみてください。

40代の毛穴には保湿と洗顔のどちらが大切ですか?

毛穴が目立つ原因によって違います。皮脂や角栓が気になる場合と、乾燥やハリ不足によって頬の毛穴が目立つ場合では、必要なケアが異なるんです。まずは洗いすぎを避け、肌の状態に合った保湿を行いましょう。

40代のシワやたるみは化粧品で改善できますか?

保湿によって乾燥による小じわを目立ちにくくできる場合があります。また、承認された医薬部外品にはシワ改善の効能を持つものもあります。ただし、すべてのシワや顔のたるみを化粧品で改善できるわけではありません。悩みが大きい場合は、皮膚科などで相談してくださいね。

まとめ|40代の肌に必要なことから

40代からのエイジングケアは、化粧品をたくさん使うことでも、若い頃のお手入れを全部変えることでもありません。

まずは毎日の保湿・紫外線対策・洗顔を見直して、そのうえで今の肌悩みに合うケアを選んでいくことが大切です。

  • 乾燥が気になるなら、保湿と洗顔方法を見直す
  • シミが気になるなら、紫外線対策を優先する
  • 毛穴が気になるなら、汚れだけでなく乾燥やハリの状態も確認する
  • たるみが気になるなら、化粧品でできることを理解して選ぶ
  • 肌の変化が大きい場合は、必要に応じて専門家に相談する

そして、食事や睡眠、運動など、毎日の生活にも目を向けてみてください。

以前、私はミセスジャパンの選考会に、お客様の応援に行ったことがあります。そのときに私が伝えていたのは「年齢なんて関係なし! 始まりは何歳からでも」ということ。

美容も同じです。40代だからもう遅い、50代だから仕方ない。そんなふうに諦める必要はありません。

私自身、体型に自信が持てず、好きな洋服を選ぶことさえ楽しめなかった時期がありました。でも、美容を学び、自分の体と向き合うようになったことで、おしゃれを楽しむ気持ちも、自分への自信も変わっていきました。

だからこそ、年齢を重ねた女性にも、自分の美しさを楽しんでほしいんです。

40代には40代の魅力があります。50代になっても、その先も、好きな洋服を着て、おしゃれをして、鏡を見る時間を楽しめる女性でいてほしい。

そのために、今できることから始めていきましょう! あなたのこれからの美しさは、まだまだ楽しめるんです。

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