エイジングケアとは?意味・始める年齢・基本の方法をやさしく解説

エイジングケアでは保湿が大切

こんにちは、リバースエイジング美容家マガジンです。

20代の頃と同じ化粧品を使っているのに、なんとなく肌が乾燥する。以前よりファンデーションがきれいにのらない。鏡を見るたびに、そんな小さな変化を感じることはありませんか。

私はこれまで13年以上、エステティシャンとして女性の美しさと向き合ってきました。その中で感じてきたのは、年齢とともに肌や体が変化することに、不安を感じている女性がとても多いということです。

「そろそろエイジングケアを始めた方がいいのかな」と思って調べてみると、美容液やクリーム、美容成分の情報がたくさん出てきます。何が必要なのか、かえって分からなくなってしまう方もいるでしょう。

そんな方に、私がお伝えしたいことがあります。

エイジングケアは、特別な化粧品を買うことから始まるわけではありません。

大切なのは、今の自分の肌を知って、お手入れを見直すこと。年齢だけで判断するのではなく、自分に合ったケアを選ぶことです。

今回は、エイジングケアの本来の意味から、始める年齢、初心者が最初に取り入れたい方法までお話しします。難しく考えなくて大丈夫。まずは基本から知っていきましょう。

この記事でわかること
・エイジングケアの意味とアンチエイジングとの違い
・エイジングケアを始める年齢と判断の目安
・初心者が取り入れたい基本のスキンケア方法
・肌だけでなく生活習慣から考えるエイジングケア

目次

エイジングケアとは何をすること?

エイジングケアという言葉は、化粧品の広告や美容雑誌などでよく使われています。一方、アンチエイジングやリバースエイジングという言葉もあり、それぞれ何が違うのか分かりにくいですよね。

まずは意味を知ることから始めましょう。この違いが分かると、美容情報や化粧品を選ぶときにも迷いにくくなりますよ。

意味は「年齢に応じたお手入れ」

エイジングケアとは、日本の化粧品分野では一般的に「年齢に応じたお手入れ」を意味します。

日本化粧品工業連合会のガイドラインでも、年齢によって変化した現在の肌状態に合わせ、化粧品などに認められた効能・効果の範囲で行うお手入れと定義されています。

つまり、エイジングケアは肌を20代に若返らせることではありません。

例えば、以前は化粧水だけでも乾燥を感じなかったのに、最近は頬がつっぱるようになったとします。それなら、保湿クリームを取り入れてみる。洗顔後に肌が乾燥するなら、洗い方や洗顔料を見直してみる。

こうした今の肌に合わせたお手入れの変化こそ、エイジングケアの基本です。

年齢とともに肌の水分量や皮脂の状態、ハリの感じ方などは変わります。ただし、その変化には個人差があります。同じ40歳でも、乾燥が気になる方もいれば、皮脂や毛穴が気になる方もいるでしょう。

だからこそ、年齢だけを基準に化粧品を選ぶ必要はありません。

出典:日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン2020年版」

アンチエイジングとの違い

エイジングケアとアンチエイジングは、似た意味で使われることがありますが、厳密には同じではありません。

エイジングケアは、美容分野では年齢に応じて行う日常のお手入れを指す言葉です。

一方、アンチエイジングとは、直訳すると「抗加齢」。美容の世界では若々しい見た目を保つ意味でも使われますが、医学の分野では、加齢に伴う病気や身体機能の低下を予防し、健康寿命を延ばすことまで含みます。

例えば、肌にうるおいを与えるスキンケアはエイジングケア。運動や栄養管理によって、年齢を重ねても健康的に生活できる体を目指すことは、アンチエイジング医学にも関わる取り組みです。

美容と健康は切り離せないものですが、化粧品のお手入れと医学的な予防・治療では、できることが異なります。

リバースエイジングとの違い

もう一つ知っておきたいのが、リバースエイジングという考え方です。

「リバース」は逆戻りするという意味。老化研究では、加齢によって起こった細胞や組織の変化を、より若い状態へ戻せるかという研究が進められています。

ただし、一般的な美容分野で使われる「リバースエイジングケア」には、統一された医学的定義がありません。また、化粧品やセルフケアで全身の細胞年齢を若返らせられることが証明されているわけでもありません。

リバースエイジング美容家として大切にしているのは、年齢を理由に美しさを諦めず、肌・髪・体、そして日々の生活にも目を向けること。

私も、美容を考えるときに大切なのは、単に「若く見えるかどうか」だけではないと思っています。自分が心地よく過ごせること、おしゃれを楽しめること、自分の変化に前向きになれること。そんな毎日も、美しさの一部ではないでしょうか。

エイジングケアは何歳から始める?

「エイジングケアは30歳から?」「40代、50代になってからでは遅い?」という疑問もよくあります。

実は、エイジングケアに医学的に決められた開始年齢はありません。何歳からという数字より、肌の状態や生活習慣に目を向ける方が、自分に必要なケアを見つけやすくなります。

20代や30代で意識したいこと

20代は、まだエイジングケアという言葉を意識しない方も多い時期です。ただ、紫外線による肌への影響は若い頃から積み重なります。

そのため、特別な美容液を使うよりも、まずは日焼け止めや保湿、肌に負担をかけにくい洗顔を習慣にしておきたいところです。

30代になると、乾燥や目元の小じわ、肌のハリ感など、これまでと違う変化に気づく方もいます。

そんなときは、今までの化粧品が自分に合っているかを確認してみましょう。以前と同じお手入れで乾燥が気になるなら、保湿アイテムを見直すのも一つの方法です。

ただし、年齢に合わせてすべての化粧品を買い替える必要はありません。肌の調子がよければ、今のお手入れを続けてもよいのです。

40代や50代からでも遅くない

40代になると、以前より肌の乾燥が気になったり、頬の毛穴やフェイスラインの印象が変わったりすることがあります。

女性の場合、更年期に向かうホルモンの変化が重なることもあり、肌だけでなく髪や睡眠、体調にも変化を感じやすい時期です。

ここで「もう年齢だから」と諦めてしまうのは、もったいない!

40代からでも50代からでも、今の自分に合うお手入れを始めることには意味があります。

もちろん、化粧品だけで深いシワやたるみを元に戻せるわけではありません。それでも、乾燥を防いで肌をすこやかに保つことや、紫外線による負担を減らすことは、年齢を問わず取り組めます。

今まで何もしてこなかった方も大丈夫。すべてを一度に変えなくても、今日からできることはあります。

年齢より肌の変化を目安にする

エイジングケアを始める目安として、まずは普段の肌を観察してみましょう。

例えば、次のような変化です。

  • 洗顔後につっぱりやすくなった
  • 頬や口元の乾燥が気になる
  • 以前より肌のツヤが感じられない
  • 乾燥による小じわが目立ちやすい
  • 季節によって肌が敏感になりやすい

これらは必ずしも加齢だけが原因ではありません。空気の乾燥や洗いすぎ、生活環境などが関係している場合もあります。

大切なのは「何歳になったからエイジングケア化粧品を使う」と決めるのではなく、今の肌が何を必要としているのかを考えることです。

毎日鏡を見ていると、小さな変化には意外と気づかないものです。ときどき、洗顔後の肌がどれくらい乾燥するか、夕方の肌の様子はどうか、少し観察してみてください。化粧品を増やす前に、今の肌を知ることから始めましょう。

エイジングケアの基本の方法

では、実際に何から始めればよいのでしょうか。

初めてのエイジングケアで優先したいのは、やさしい洗顔・保湿・紫外線対策の3つです。どれも特別な技術は必要ありませんが、毎日のお手入れでは見落としやすいポイントがあります。

洗顔は落としすぎに気をつける

まず見直したいのが、洗顔です。

年齢を重ねて肌の乾燥が気になってきた方ほど、洗い方を確認してほしいと思います。

メイクや余分な皮脂、汚れを落とすことは必要ですが、汚れを落とそうとして何度も洗ったり、ゴシゴシこすったりすると、肌に負担がかかることがあります。

洗顔料は製品の説明に従い、泡立てるタイプなら十分に泡立て、指で肌を強くこすらないように洗いましょう。すすぎは熱すぎない水やぬるま湯を使い、洗顔料が残りやすい生え際やフェイスラインまで丁寧に流します。

タオルで拭くときも、肌をこする必要はありません。水分をそっと押さえるように拭き取ってください。

洗面台で顔を洗う女性。エイジングケアの基本となるやさしい洗顔のイメージ
洗顔では汚れを落とすことと、肌に余計な摩擦を与えないことの両方を意識しましょう。

洗顔後に毎回つっぱる場合は、洗顔料の洗浄力や使用量、洗う回数などが今の肌に合っていない可能性もあります。

「しっかり洗った方が肌によさそう」と思っていた方は、まず洗い方を変えるところから始めてみてくださいね。

保湿は今の肌に合わせて選ぶ

エイジングケアの基本として、もう一つ欠かせないのが保湿です。

肌の表面には、外部の刺激から肌を守り、水分が逃げるのを抑える働きがあります。乾燥によってこの働きが乱れると、肌がつっぱったり、カサついたりしやすくなります。

そんなときに大切なのは、肌の状態に合う保湿方法を選ぶことです。

化粧水は水分や保湿成分を補う目的で使われ、乳液やクリームには油分などを含み、肌を保護する役割があります。ただし、製品によって配合成分や使用感は異なります。

化粧水だけで十分にうるおう方もいれば、クリームを組み合わせた方が乾燥しにくい方もいるでしょう。

大切なのは、使うアイテムの数ではなく、自分の肌に合っているかどうか。

女性が両頬に保湿クリームを塗る様子。年齢に応じたスキンケアと乾燥対策
乾燥しやすい部分には、肌の状態に合わせた保湿ケアを取り入れましょう。

乾燥が気になる方は、セラミドやグリセリンなどの保湿成分が配合された製品も選択肢になります。ただし、成分名だけで肌との相性が決まるわけではありません。

新しい化粧品を試す場合は、一度に何種類も変更せず、肌の様子を確認しながら取り入れるとよいでしょう。

紫外線対策は一年を通して続ける

エイジングケアを考えるうえで、私が特に意識してほしいのが紫外線対策です。

肌の変化は、年齢だけで起こるわけではありません。長年の紫外線による影響が積み重なって起こる「光老化」も関係しています。

日本皮膚科学会では、光老化を、加齢による自然な老化とは異なる、慢性的な紫外線による肌の変化として説明しています。シミやシワ、肌のハリの低下などにも関わるものです。

紫外線対策というと夏のイメージがあるかもしれませんが、紫外線は秋や冬にも届いています。季節によって量は変わっても、年間を通して意識することが大切です。

日常生活では、日焼け止めを適切に使うほか、帽子や日傘、日陰などを組み合わせる方法があります。

日焼け止めは、外出時間や活動内容に応じてSPF・PAを選び、製品に記載された量や塗り直し方を守りましょう。汗をかいたり、タオルで拭いたりした後は、必要に応じて塗り直してください。

高いSPF値の製品を使っていても、塗る量が少なすぎたり、汗で落ちたままになっていたりすると、表示どおりの紫外線防御効果は得られません。

毎日の小さな習慣だからこそ、無理なく続けられる方法を選びたいですね。

出典:公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 日焼け・光老化は普通の老化とどう違うのですか?」

美容液は目的を決めて取り入れる

洗顔・保湿・紫外線対策ができてきたら、必要に応じて美容液を考えてみましょう。

エイジングケア化粧品には、保湿を目的としたもののほか、さまざまな美容成分が配合されています。

例えば、ナイアシンアミドやレチノールなどは美容分野でよく知られる成分ですが、同じ成分名でも製品の処方や濃度、承認された効能・効果は異なります。

また、肌質によっては刺激を感じることもあるため、新しい成分を使うときは注意が必要です。

特にレチノールは、製品によっては赤みや乾燥などが起こる場合があります。初めて使う場合は、製品の使用方法と注意事項をよく確認しましょう。

クリームやオイル、ジェルなどエイジングケア化粧品の異なる質感を示したイメージ
化粧品は成分だけでなく、使用感や肌との相性も大切な選択基準です。

あれもこれも使うのではなく、「乾燥を防ぎたい」「肌のうるおいを保ちたい」など、目的を決めることが大切です。

なお、化粧品と医薬部外品では認められる効能・効果が異なります。一般的な化粧品で深いシワやたるみを解消できるわけではないことも知っておきましょう。

肌だけではないエイジングケア

ここまではスキンケアの基本をお伝えしました。

ただ、年齢とともに感じる変化は肌だけではありません。髪のパサつきや体型、疲れやすさ、睡眠など、日々の生活の中にも現れます。

だから私は、美容を考えるときには、外側のお手入れと生活習慣の両方を大切にしてほしいと思っています。

食事は特定の食品に頼らない

エイジングケアによい食べ物を探すと、抗酸化食品や美容によいとされる栄養素など、たくさんの情報が見つかります。

もちろん、健康を保つうえで栄養は大切です。ただし、特定の食べ物だけで肌の老化を止めたり、体を若返らせたりできるわけではありません。

基本となるのは、毎日の食事で必要な栄養をとることです。

主食・主菜・副菜を組み合わせ、魚や肉、卵、大豆製品などからたんぱく質をとり、野菜や果物も取り入れる。こうした食生活が健康維持の土台になります。

食事量を極端に減らすことにも注意が必要です。特に年齢を重ねてからの過度な食事制限は、必要な栄養を不足させる可能性があります。

水野志音自身も、かつては体型のことで悩み、さまざまなダイエットを試してはリバウンドを繰り返した経験があります。その後、美容の仕事を通して健康的な体づくりを学んできました。

だからこそ、食べないことや我慢することばかりを美容の方法にしてほしくありません。

体の内側から考える美容については、インナービューティーとは?内側から輝く美しさの秘訣でも詳しくご紹介しています。

睡眠と休養を後回しにしない

忙しい毎日を過ごしていると、自分の睡眠時間を削ってしまうことがあります。

仕事や家事を終えて、ようやく自分の時間。ついスマートフォンを見続けて、気づけば深夜になっていたということもあるでしょう。

睡眠は肌のためだけではなく、心身の健康を保つうえで欠かせないものです。

厚生労働省の睡眠ガイドでは、成人は個人差を踏まえつつ、6時間以上を一つの目安として必要な睡眠時間を確保することが勧められています。

ただし、6時間眠れば誰でも十分という意味ではありません。朝起きたときに休めたと感じるか、日中に眠気が続いていないかといった点も大切です。

ベッドで眠る女性。エイジングケアと健康維持に関わる睡眠習慣のイメージ
睡眠時間だけでなく、朝の目覚めや日中の体調にも目を向けましょう。

寝る直前まで仕事を続けている方は、就寝前の過ごし方を変えるだけでも、生活のリズムを見直すきっかけになります。

40代以降では、更年期に伴って睡眠の問題が起こる場合もあります。眠れない状態や日中の不調が続くときは、年齢のせいと決めつけず、医療機関に相談してください。

運動はできることから始める

体を動かすことも、健康的に年齢を重ねるための大切な習慣です。

運動には、筋力や身体機能を維持し、生活習慣病などのリスクを減らす効果が期待できます。

厚生労働省の身体活動・運動ガイド2023では、成人に対して、歩行などの身体活動を1日60分以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことなどを推奨しています。

これは一般的な目安であり、年齢や体力、健康状態によって適切な運動量は異なります。

いきなり毎日60分歩こうと頑張る必要はありません。

いつもより少し長く歩く。エレベーターではなく階段を使ってみる。座っている時間が長い方は、ときどき立ち上がる。

そんな身近なところから始めてもいいんです。

年齢を重ねても、自分の足で行きたい場所に出かけられること。好きな服を着て、おしゃれを楽しめること。体を動かす習慣は、そんな未来にもつながっていきます。

髪や頭皮のお手入れも忘れない

40代以降になると、髪のパサつきやうねり、白髪、ボリュームなどが気になり始める方もいます。

髪の変化には加齢だけでなく、遺伝やホルモン、日々のヘアケア、カラーリングによるダメージなど、さまざまな要素が関わります。

スキンケアには気を使っているのに、髪は何年も同じ洗い方を続けているという方もいるのではないでしょうか。

頭皮も皮膚の一部です。洗浄力が自分に合うシャンプーを選び、爪を立てずに洗い、すすぎ残しがないようにすることが基本になります。

女性が指の腹を使って頭皮に触れている様子。エイジングケアにおける頭皮ケアのイメージ
頭皮に触れるときは、爪を立てたり強くこすったりしないようにしましょう。

私は艶髪ソムリエ協会の活動を通して、正しいヘアケアの知識を伝えることにも取り組んでいます。

白髪や抜け毛をすべてセルフケアで改善できるわけではありませんが、今の髪や頭皮の状態を知り、お手入れを見直すことはできます。

急激な抜け毛や頭皮の炎症などがある場合は、自己判断で対処せず、皮膚科に相談しましょう。

初心者が気をつけたい3つのこと

エイジングケアについて知ると、さっそく何か始めたくなると思います。

その前に、初心者の方に知っておいてほしいことがあります。せっかくのお手入れで肌に負担をかけたり、必要のないものを買いすぎたりしないためのポイントです。

高価な化粧品から始めない

エイジングケア化粧品には、さまざまな価格帯の商品があります。

価格が高いものには研究開発や成分、使用感などへのこだわりがある場合もありますが、高価だからといって、すべての人の肌に合うとは限りません。

反対に、手頃な価格の保湿化粧品でも、自分の肌に合っていて、必要な保湿ができるなら選択肢になります。

大切なのは、無理なく続けられること。そして、使ったときに肌がどのような状態になるかです。

まずは今使っている化粧品を確認し、足りないと感じる部分から見直してみましょう。

化粧品でできることを知る

シミやシワ、たるみなどが気になると、化粧品で何とかしたいと思うものです。

ただ、一般的な化粧品には認められた効能・効果の範囲があります。保湿によって乾燥を防ぐことと、深いシワやたるみを治療することは同じではありません。

医薬部外品の中には、承認された範囲でシワ改善などの効能を持つものもありますが、すべてのシワに同じ効果があるわけではありません。

シミだと思っていたものが別の皮膚疾患である場合もあります。色や形が変わる、急に大きくなるなど、気になる変化があれば皮膚科で確認してください。

化粧品と美容医療は分けて考えましょう。

化粧品は日常のお手入れに使うものであり、医療による診断や治療の代わりにはなりません。美容医療を検討するときは、期待できる効果だけでなく、副作用や費用なども医師に確認してください。

短期間で結果を求めすぎない

新しい化粧品を使い始めると、つい毎日鏡を見て、変化を探したくなりますよね。

保湿によって乾燥した肌の感触が変わることはありますが、すべての肌悩みが短期間で変化するわけではありません。

また、美容液を何種類も重ねたり、洗顔や角質ケアをやりすぎたりすると、かえって肌に負担がかかる場合があります。

新しいお手入れを取り入れるときは、一度にたくさん変更するのではなく、肌の様子を見ながら進めましょう。

赤みやかゆみ、刺激を感じた場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科を受診してください。

美容に熱心な方ほど、いろいろ試したくなるものです。でも、今の肌に必要なのは、新しい化粧品ではなく、洗い方や保湿方法の見直しかもしれません。まずは毎日のお手入れを振り返ってみてくださいね。

エイジングケアのよくある疑問

最後に、エイジングケアをこれから始める方からよく聞かれる疑問にお答えします。年齢や化粧品選びに迷ったときの参考にしてください。

エイジングケアのよくある質問(FAQ)

エイジングケアは何歳から始めればいいですか?

決められた開始年齢はありません。20代から紫外線対策や保湿を習慣にすることも大切ですし、40代や50代からお手入れを見直しても遅くありません。年齢だけでなく、乾燥やハリ感など今の肌の状態を目安にしましょう。

エイジングケアとアンチエイジングは同じですか?

完全に同じではありません。エイジングケアは美容分野では年齢に応じたお手入れを意味します。一方、アンチエイジングは、医学分野では加齢に伴う病気や身体機能の低下の予防、健康寿命の延伸なども含む考え方です。

エイジングケア初心者は何から始めるべきですか?

まずは、やさしい洗顔、肌に合った保湿、日常的な紫外線対策の3つを見直しましょう。高価な美容液を最初からそろえる必要はありません。基本のお手入れを続けながら、必要に応じて美容液などを検討してください。

エイジングケア化粧品で若返ることはできますか?

一般的なエイジングケア化粧品は、肌そのものを若返らせるものではありません。年齢に応じてうるおいを与え、肌をすこやかに保つことがお手入れの基本です。深いシワやたるみなどの改善を希望する場合は、皮膚科などで相談する方法もあります。

エイジングケアは化粧品だけでも十分ですか?

肌のお手入れには化粧品が役立ちますが、年齢を重ねても健康的に過ごすためには、食事や睡眠、運動などの生活習慣も大切です。肌だけでなく、髪や体調にも目を向けることをおすすめします。

まとめ|今の肌から始めよう

エイジングケアとは、若返るために特別なことをするのではなく、年齢や現在の肌の状態に応じてお手入れを見直すことです。

何歳から始めるべきかと迷う必要はありません。今まで使っていた化粧品が合わなくなったと感じたとき、乾燥や肌の変化に気づいたときが、お手入れを見直すきっかけになります。

まずは洗顔・保湿・紫外線対策という基本を大切にしてください。そして、食事や睡眠、運動など、毎日の過ごし方にも少しずつ目を向けてみましょう。

年齢を重ねることは、決して美しさを諦めることではありません。

今の自分に似合う服を楽しむ。鏡を見る時間がちょっと楽しくなる。そんな前向きな気持ちも、美容の大切な魅力だと私は思っています。

何歳からでも、自分にできることはあります。

今日から一つ、できることを始めてみませんか。

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