頭皮の乾燥とニオイの意外な原因|38度のお湯とお風呂場でできる保湿ケア

頭皮の乾燥とニオイの意外な原因

サロンや講座でお話ししていると、髪そのものだけでなく、頭皮についてのお悩みも本当によくいただきます。

「毎日シャンプーしているのに、頭皮がかゆいんです」
「夕方になると、頭皮のニオイが気になります」
「フケっぽくなってきて、清潔にしているはずなのに不安です」
「最近、頭皮がつっぱる感じがします」

こんなお悩み、あなたも感じたことはありませんか?これ、実はとても大事なサインです。

頭皮のかゆみ、フケ、乾燥、ニオイが気になると、多くの方がまずこう思います。

「もっとしっかり洗わなきゃ」
「汚れが落ちていないのかも」
「洗浄力の強いシャンプーに変えた方がいいのかな」

気持ちはすごくわかります。

ニオイが気になると、スッキリするまで洗いたくなりますよね。
そして、かゆみがあるとゴシゴシ洗いたくなりますよね。

でも、ここが落とし穴なんです。

その頭皮トラブル、洗えていないからではなく、洗いすぎ・流しすぎ・熱すぎるお湯によって、頭皮のうるおいを奪っていることが原因かもしれません。

特に見直してほしいのが、お湯の温度です。

頭皮にとって理想のお湯の温度は、38度前後。

「え、ぬるくないですか?」

と思ったかもしれません。

はい、正直、冬は少し寒く感じる方もいると思います。でも、頭皮の未来を考えるなら、この2度、3度の差が本当に大きいんです。

熱いお湯でスッキリ洗ったつもりが、頭皮のバリア機能を弱らせ、乾燥やかゆみ、フケ、さらにはニオイにつながっているとしたら……。

ちょっとドキッとしますよね。

でも大丈夫です。

今日からお湯の温度と保湿の考え方を変えるだけで、頭皮環境は守りやすくなります。

今回は、頭皮の乾燥・フケ・かゆみ・ニオイが気になる方に向けて、38度のお湯で洗う大切さと、お風呂場でできる頭皮の保湿ケアについてお伝えします。

この記事を書いた人

水野志音のアバター 水野志音 リバースエイジング美容家

銀座で女性のくびれ特化した美体造形®︎筋膜リリース専門のエステサロンを経営。単価55000円と高額にも関わらず全国からご来店を頂く。
コロナ感染拡大においていち早くオンライン化に成功しエステの新しい形を創る。

現在は、綺麗になった女性の先の人生をさらに豊かにするために、
”女性が活躍できる環境と場を提供する”ことをミッションとし、
オンラインイベントなど多数主催している

この記事を読むとわかること
・頭皮の乾燥・フケ・かゆみ・ニオイが起こりやすい原因
・40度以上のお湯が頭皮に負担をかける理由
・理想のシャワー温度が38度である理由
・耳の後ろや側頭部に洗い残しが溜まりやすい理由
・お風呂場でできる頭皮の保湿ケア
・今日からできる38度頭皮ケアの手順

目次

頭皮の乾燥・フケ・かゆみは「清潔不足」だけが原因ではありません

スカルプブラシ

まず最初に、知っておいてほしいポイントがあります。

それは、頭皮の乾燥やニオイは、必ずしも「汚れているから」起こるわけではないこと。

もちろん、洗い残しや皮脂汚れが原因になることもあります。
でも、それだけではないんです。

むしろ、毎日きちんと洗っている方ほど、知らないうちに頭皮を乾燥させてしまっていることがあります。

ちゃんと洗っている人ほど、頭皮を乾燥させていることがある

頭皮のニオイが気になる。
フケが出る。
かゆみがある。

そうなると、多くの方は「もっと洗わなきゃ」と思います。

でも、頭皮はお皿ではありません。

ゴシゴシ洗えばきれいになる。
熱いお湯で流せばスッキリする。
洗浄力の強いシャンプーを使えば解決する。

そう思っていると、逆に頭皮を傷めてしまうことがあります。

頭皮には、必要な皮脂とうるおいがあります。皮脂というと「ベタつき」「ニオイ」の原因のように思われがちですが、実は皮脂は悪者ではありません。

皮脂は、頭皮を外部刺激から守るための大切な膜でもあります。それを熱いお湯や強すぎる洗浄で奪いすぎると、頭皮は乾燥しやすくなります。

乾燥した頭皮は、バリア機能が乱れやすくなります。
すると、少しの刺激でもかゆみが出たり、フケっぽくなったり、頭皮環境が乱れてニオイが気になりやすくなることがあるのです。

ここ、本当に大事!

ニオイが気になるから強く洗う。
強く洗うから乾燥する。
乾燥するから頭皮環境が乱れる。
そして、またニオイが気になる。

この悪循環に入ってしまう方、実は少なくありませんよ。

頭皮も顔と同じ。乾燥すればバリア機能が乱れる

頭皮は髪で隠れているので、つい忘れがちですが、顔とつながっている同じ皮膚です。

顔に42度のお湯を毎日かけて、ゴシゴシ洗ったらどうでしょうか?

乾燥しそうですよね。
つっぱりそうですよね。
赤みやかゆみが出そうですよね。

頭皮も同じです。

お顔には化粧水をつける。
美容液をつける。
クリームをつける。

なのに、頭皮は熱いお湯で洗って、シャンプーして、乾かして終わり。

これでは、頭皮が「私のこともケアして!」と言いたくなるのも無理はありません。

艶髪を育てたいなら、髪だけを見ていては足りません。

髪は、頭皮という土壌から生えてきます。土台である頭皮が乾いていたり、硬くなっていたり、刺激を受けやすい状態になっていたら、どれだけ高級なトリートメントをつけても、未来の髪は育ちにくくなります。

髪の悩みだと思っていたものが、実は頭皮環境の乱れから始まっていることもあるんですよ。

40度以上のお湯が、頭皮を乾燥させる理由

頭皮の乾燥とニオイの意外な原因|38度のお湯とお風呂場でできる保湿ケア,頭皮の乾燥

では、なぜお湯の温度がそんなに大切なのでしょうか。

シャンプーの時に、シャワーの温度を意識している方は意外と少ないと思います。

冬は寒いから、つい熱め。
家族が40度や41度に設定していて、そのまま使っている。
湯船と同じ感覚で、シャワーも熱めが気持ちいい。

これ、よくあります。

でも、頭皮の乾燥・フケ・かゆみ・ニオイが気になる方は、まずここを見直してくださいね。

理想は38度。40度はギリギリライン

頭皮にとって理想のお湯の温度は、38度前後です。

40度はギリギリ。
41度以上は要注意です。

「え、たった1度、2度でそんなに違うの?」

と思うかもしれません。

でも、お湯の2度差って、肌で感じるとかなり違います。

38度はやさしい。
40度は少し熱い。
41度、42度になると、頭皮にとっては刺激になりやすい温度です。

熱いお湯は、その瞬間は気持ちいいんですよね。

スッキリして汚れが落ちた感じがしたり、頭皮がさっぱりした気分になったり。でも、その「スッキリ感」が、必要なうるおいまで奪っている可能性があるんです!

ここが怖いところ。

気持ちいいケアが、必ずしも頭皮にいいケアとは限りません。

特に、頭皮がかゆい方、フケが出やすい方、乾燥しやすい方、夕方になるとニオイが気になる方は、まずシャワー温度を38度に近づけてみてくださいね。

熱いお湯は、皮脂を落としすぎる

熱いお湯は、皮脂を落としやすくします。

もちろん、余分な皮脂や汚れは落とす必要があります。でも、落としすぎは別問題です。

頭皮に必要な皮脂まで奪いすぎると、頭皮は乾きます。乾燥した頭皮は、外からの刺激に弱くなります。さらに、頭皮環境が乱れることで、雑菌が繁殖しやすい状態になることもあります。

つまり、ニオイが気になるから熱いお湯で流す。
その結果、乾燥して頭皮環境が乱れる。
そして、さらにニオイが気になる。

この流れに気づかないまま、「もっと洗わなきゃ」と頑張ってしまう方が多いです。

だけど、頑張る方向が違うんです。

必要なのは、もっと強く洗うことではありません。
もっと熱いお湯で流すことでもありません。

必要なのは、頭皮を守りながら洗うことです。

乾燥すると、ニオイが強くなることもある

頭皮のニオイと聞くと、多くの方は「皮脂が多いから」と思います。もちろん、皮脂が酸化したり、洗い残しが溜まったりすることでニオイにつながることはあります。

でも、乾燥もニオイと無関係ではありません。

頭皮が乾燥すると、バリア機能が乱れやすくなります。すると、外部刺激に弱くなったり、頭皮環境が不安定になったりします。

その結果、かゆみ、フケ、赤み、ニオイが出やすい状態になることがあるんですね。

「ニオイが気になるから、熱いお湯でスッキリ流す」

これ、やりたくなる気持ちは本当にわかります。だけど、そのスッキリ感の裏で、頭皮が乾いているかもしれません。

毎日洗っているのにニオう。
しっかり流しているのにかゆい。
シャンプーを変えてもフケが出る。

そんな方は、シャンプーの種類だけでなく、お湯の温度を見直してください。

頭皮のニオイは「洗い残し」が関係していることもあります

シャンプーの洗いのこし

頭皮のニオイを考えるうえで、もうひとつ大切なのが洗い残しです。

頭皮の乾燥には熱いお湯が関係します。
そして、ニオイには洗い残しが関係することがあります。

この2つは別々のようで、実はつながっています。

熱いお湯で乾燥する。
乾燥して頭皮環境が乱れる。
さらに洗い残しが溜まる。
そこに皮脂やトリートメント、整髪料が重なる。

これでは、頭皮が悲鳴を上げてしまいます。

耳の後ろ・側頭部・うなじは残りやすい

洗い残しが起こりやすい場所があります。それが、耳の後ろ、側頭部、うなじです。

ここ、意識して流していますか?

多くの方は、頭の上からシャワーをバーッとかけて、泡が消えたら終わりにしています。

でも、頭は丸いです。そして、耳の後ろや側頭部にはくぼみがあります。このくぼみに、シャンプー剤やトリートメント剤、皮脂、クレンジングや洗顔の泡が残りやすいのです。

特に顔まわりは要注意です。洗顔やクレンジングの泡を顔だけしっかり流して、髪の生え際や耳の後ろはなんとなく流していませんか?

ここ、かなり残りやすいです。

そして、残ったものが積み重なると、ニオイ、かゆみ、フケ、頭皮トラブルにつながることがあります。

「毎日洗っているのに、なんか頭皮がスッキリしない」
「美容室でシャンプーしてもらうと、家と全然違う」
「耳の後ろあたりがニオう気がする」

そんな方は、洗い方よりも流し方を見直してくださいね。

シャワーは頭皮に密着させて流す

すすぎで大切なのは、シャワーを頭皮に近づけることです。

上からお湯をかけているだけでは、表面の泡は流れても、頭皮のくぼみや髪の内側に残った洗浄成分まで届きにくいことがあります。

特に、耳の後ろ、うなじ、側頭部。

ここは、シャワーヘッドを頭皮に近づけて、しっかりお湯を届かせてください。美容室でプロがシャンプーする時、シャワーを頭皮にかなり近づけていますよね。あれには理由があります。

頭皮にお湯をしっかり当てることで、毛穴まわりや髪の根元に残った汚れを流しやすくしているんです。家でも同じように、シャワーヘッドを頭皮に近づけて、耳の後ろやうなじを意識して流すだけでも変わりますよ!

ゴシゴシ洗うより、ちゃんと届かせて流す。

これが大切です。

洗い残しは、今感じているニオイやかゆみだけでなく、これから生えてくる髪を育てる頭皮環境にも関わります。

「最近、白髪まで増えてきた気がする」という方は、年齢だけで片づける前に、毎日のすすぎ方や頭皮への負担も一度見直してみてくださいね。

▶︎ 白髪の原因は加齢だけじゃない!「活性酸素」と「洗い残し」の罠

お風呂場でできる頭皮の保湿ケア

ここまでお話しすると、

「じゃあ、頭皮が乾燥している場合はどうしたらいいの?」と思いますよね。答えはシンプルです。

頭皮も保湿してください。

「え、頭皮にクリームをつけるんですか?」と思いましたよね。はい、驚く方が多いです。

でも、考えてみてください。

顔が乾燥したら、保湿しますよね。
首が乾燥したら、クリームを塗りますよね。
手が乾燥したら、ハンドクリームを塗りますよね。

では、頭皮は?
頭皮だけ、なぜか洗って終わりにしていませんか?

頭皮も保湿していい場所です

頭皮は、顔と同じ皮膚。乾燥しているなら、保湿が必要です。ただし、ここで大切なのは、髪のトリートメントと頭皮の保湿ケアは目的が違うということです。髪のトリートメントは、髪のダメージを補修したり、手触りを整えたりするためのものです。

一方、頭皮の保湿は、頭皮のうるおいを守るためのものです。目的がまったく違います。だから、髪用のトリートメントを頭皮にベタベタつければいい、という話ではありません。

むしろ、髪用のトリートメントを頭皮に残すと、ベタつきやニオイ、かゆみにつながることもあります。ここは間違えないでくださいね。

頭皮の保湿は、頭皮をきれいにした後に、頭皮のために行うケアです。

保湿ケアはトリートメント前に行う

お風呂場で頭皮保湿をする場合は、シャンプー後、頭皮をきれいにした状態で行います。タイミングとしては、髪のトリートメントの前に、頭皮の保湿をするイメージです。

頭皮を洗う。
しっかりすすぐ。
必要に応じて頭皮の保湿ケアをする。
その後、髪には髪のトリートメントをする。

この順番です。

頭皮保湿の目的は、髪のダメージ補修ではありません。

頭皮を整えること。
頭皮のうるおいを守ること。
乾燥によるかゆみやフケ、ニオイの出やすい状態を防ぐこと。

ここが目的です。

「髪につける」のではなく、「頭皮につける」。

これ、本当に大事です。

お風呂上がりの全身保湿も、頭皮ケアと同じ考え方

お風呂上がりは、肌が乾きやすいタイミングです。顔も体も、お風呂上がりにそのままにしていると乾燥しますよね。頭皮も同じです。

特に熱いお湯で洗っていた方、かゆみやフケが出やすい方、冬になると頭皮がつっぱる方は、お風呂上がりの乾燥対策も意識してほしいです。

保湿ケアは、完璧にやろうとしなくて大丈夫。

毎日全身にボディクリームを塗るのが面倒な方もいますよね。
正直、私も「毎日全部しっかり」は大変だと思います。

だからこそ、続けやすい形にすることが大切です。

頭皮、顔、首、体。

全部つながった一枚の肌として、乾燥しやすいところをいたわる。この考え方を持つだけで、ケアの意識が変わります。

今日からできる38度 頭皮ケアの手順

ここからは、今日からできる具体的な流れをお伝えします。難しいことはしなくて大丈夫です。大切なのは、毎日の習慣を少しだけ変えること。

特別な道具を買う前に、まずお湯の温度と流し方を変えてください。

手順1|シャンプー前にブラッシングする

お風呂に入る前に、軽くブラッシングをします。髪の絡まりをほどいておくことで、シャンプーが髪全体に行き渡りやすくなります。

絡まったまま濡らしてしまうと、髪に負担がかかりやすくなります。ブラシはゴシゴシ使わなくて大丈夫です。

毛先からやさしく。
引っかかるところは無理に引っ張らない。
頭皮をこするのではなく、髪の流れを整えるイメージです。

手順2|38度のお湯で予洗いする

シャンプーをつける前に、38度前後のお湯でしっかり予洗いします。ここで熱いお湯を使わないこと。寒い季節はつい温度を上げたくなりますが、頭皮が乾燥しやすい方は特に注意してください。

38度のお湯で、頭皮と髪をやさしく濡らしながら、ホコリや皮脂を流していきます。いきなりシャンプーをつけるのではなく、まずお湯で汚れをゆるめる。

この一手間が大切です。

手順3|シャンプー後はシャワーを頭皮に近づけて流す

シャンプー後のすすぎは、泡が消えたら終わりではありません。泡が消えても、洗浄成分は頭皮や髪の根元に残っていることがあります。

特に意識してほしいのは、

・耳の後ろ
・側頭部
・うなじ
・髪の生え際
・襟足

このあたりです。

シャワーヘッドを頭皮に近づけて、しっかりお湯を届かせてください。

「流しているつもり」ではなく、「頭皮に届かせる」意識です。

ここができていないと、どんなに良いシャンプーを使っても、どんなに高いケアをしても、土台でつまずいてしまいます。

手順4|必要に応じてお風呂場で頭皮保湿をする

頭皮が乾燥しやすい方は、シャンプー後に頭皮の保湿ケアを取り入れてみてください。頭皮に使える保湿アイテムを、乾燥しやすい部分に少量なじませます。

大切なのは、髪にベタベタつけるのではなく、頭皮にやさしくなじませることです。頭皮の保湿は、髪のトリートメントではありません。髪の手触りをよくするためではなく、頭皮のうるおいを守るためのケアです。

その後、必要に応じて髪のトリートメントを行います。

頭皮は頭皮。
髪は髪。

この分け方を覚えてくださいね。

手順5|お風呂上がりは早めに乾かす

お風呂上がりに、濡れたまま長時間放置するのもおすすめできません。濡れた状態が続くと、頭皮環境が乱れやすくなり、ニオイの原因につながることがあります。また、髪は濡れている時にとてもデリケートです。

タオルでゴシゴシこすらず、まずは頭皮の水分を吸うようにやさしく押さえます。その後、できるだけ早めにドライヤーを当ててください。

ドライヤーは、熱より風力です。高温で一気に乾かそうとすると、頭皮や髪に負担がかかりやすくなります。低温、または熱すぎない風で、頭皮から乾かす意識を持ちましょう。

最後に冷風を当てると、髪のキューティクルが整いやすくなり、艶も出やすくなります。

頭皮の乾燥・ニオイを防ぐためにやめたい習慣

ここで、今日からやめてほしい習慣もお伝えします。

少し厳しいことを言いますね。

頭皮の乾燥やニオイに悩んでいるのに、この習慣を続けていると、どれだけ良いシャンプーを使っても変わりにくいです。

熱いお湯でスッキリするまで流す

熱いお湯は気持ちいいです。疲れている日ほど、熱めのお湯でスッキリしたくなりますよね。でも、頭皮の乾燥が気になる方にとって、熱すぎるお湯は負担になることがあります。

「気持ちいい」と「頭皮にやさしい」は別です。

頭皮を守りたいなら、まず38度。ここから始めてください。

ニオイが気になるから強く洗う

ニオイが気になると、ゴシゴシ洗いたくなります。でも、強く洗えば洗うほど、頭皮を傷めることがあります。

頭皮は力で洗う場所ではありません。やさしく洗って、しっかり流す。この方が大切です。ニオイ対策で本当に見直すべきなのは、ゴシゴシ洗いではなく、耳後ろ・うなじ・側頭部のすすぎ残しです。

頭皮は保湿しないものだと思い込む

頭皮に保湿という考え方がない方は多いです。でも、頭皮も肌です。顔にはクリームを塗るのに、頭皮は乾燥したまま放置。これでは、頭皮がかわいそうです。

もちろん、何でも塗ればいいわけではありません。頭皮に使えるものを、目的に合わせて、適量で使うことが大切です。

濡れたまま寝る・自然乾燥する

これは本当にやめてください。濡れたまま寝ると、頭皮も髪も負担がかかりやすくなります。

ニオイが気になる方、かゆみが出やすい方、フケが出やすい方は特に注意です。

「ちょっとだけだから」
「自然乾燥の方が髪にやさしそうだから」

そう思っている方もいるかもしれません。

でも、濡れたまま放置することは、艶髪ケアではありません。

乾かすところまでが、シャンプーですよ。

まとめ|頭皮は「洗う場所」ではなく「育てる場所」

今回は、頭皮の乾燥・フケ・かゆみ・ニオイが気になる方に向けて、38度のお湯とお風呂場でできる保湿ケアについてお伝えしました。

改めて大切なポイントをまとめます。

頭皮の乾燥やニオイは、清潔不足だけが原因ではありません。

・熱いお湯で洗いすぎること
・必要な皮脂まで落としすぎること
・耳の後ろや側頭部に洗浄成分が残ること
・頭皮を保湿せずに乾燥させたままにすること
・濡れたまま自然乾燥すること

こうした毎日の小さな習慣が、頭皮環境を乱している場合があります。

今日からできることは、とてもシンプルです。

・シャワーの温度は38度を意識する
・40度はギリギリ、41度以上は見直す
・シャワーを頭皮に近づけて流す
・耳の後ろ、側頭部、うなじを丁寧に流す
・必要に応じて頭皮を保湿する
・お風呂上がりは早めに乾かす

どれも難しいことではありません。

でも、これを毎日続けている人と、知らずに熱いお湯でゴシゴシ洗い続けている人では、3ヶ月後、半年後、1年後の頭皮と髪に差が出ます。

艶髪は、トリートメントだけで作るものではありません。頭皮をいたわる毎日の小さな習慣が、未来の髪を育てていきます。

「本気で頭皮から髪を変えたい」あなたへ

ここまで読んで、

「私の頭皮、乾燥しているかもしれない」
「毎日洗っているのにニオイが気になる理由がわかった気がする」
「38度、今日からやってみよう」

そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。その気づき、とても大切です。

髪は、正しい知識を持ってケアを始めた人から変わっていきます。ただ、頭皮や髪の悩みは、自己流で頑張っても原因がわかりにくいものです。

頭皮の乾燥。
フケ。
かゆみ。
ニオイ。
白髪。
抜け毛。
うねり。
パサつき。

これらは別々の悩みに見えて、実は毎日の洗い方、流し方、乾かし方、保湿の仕方と深くつながっています。

艶髪ソムリエ®︎では、一般的にはあまり知られていない正しいヘアケアを、毛髪科学と美容理論に基づいて学んでいきます。

ただ髪をきれいに見せるだけではありません。

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なお、頭皮のかゆみや赤み、フケ、炎症、強いニオイなどが続く場合は、セルフケアだけで解決しようとせず、皮膚科や専門のクリニックに相談することも大切です。

頭皮のかゆみや赤み、フケが長く続く場合は、乾燥だけでなく皮膚疾患が関係していることもあります。

日本皮膚科学会の診療ガイドラインなども参考にしながら、症状が改善しないときは、自己判断でケアを続けず皮膚科へ相談してくださいね。

▶︎ 日本皮膚科学会「一般公開ガイドライン」

正しい原因を知ったうえで、毎日のケアを整えていきましょう。

あなたの頭皮と髪が、今日よりも明日、もっと心地よく、もっと艶やかになっていくことを心から願っています。

艶髪ソムリエ®︎

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